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オランダ産の牛や豚の肉、血液、牛乳の約8割からマイクロプラスチックを検出
プラスチックスープ財団(PSF)により委託されたアムステルダム自由大学(VU)のパイロット研究で、牛や豚の肉、血液、牛乳の約8割からマイクロプラスチックを検出しました。 この研究は人間の血液からマイクロプラスチックを検出した研究チームが行いました。
血液と手絞りした牛乳のサンプルで測定されたマイクロプラスチックの濃度は、動物の「内部被ばく」を示しています。動物における「内部被ばく」、すなわち動物の体内に吸収された粒子を示すものです。
これらの家畜は、飼料や水、空気などその他の経路でプラスチック粒子に暴露される可能性があります。これらの家畜の乳製品や肉は、最終的に人間の食卓にのぼります。
動物用ペレット飼料の「すべてのサンプル」からもプラスチックが検出されていますが、これが飼料、水、空気から動物の体内に吸収された結果なのか、牛乳や肉の加工や包装の結果なのか、あるいは上記のすべてなのかはまだ調査されていません。
この小規模な調査は、出発点であり、結論ではありませんと、報告書に書かれています。
参考文献
Plastic Soup Foundation, AROUND 80% OF COW AND PIG MEAT, BLOOD AND MILK CONTAINS PLASTIC,